ぼっち系クズの日常

社内ニートでゆるゆる生きたいと願うパラサイトシングルアラサーぼっちの雑記

ローコンテキストとハイコンテキスト

「ハイコンテキスト」という言葉が職場の人に通じない……。そんなにマイナーな言葉なのかしらん。

コンテキストとは?

そもそも「コンテキスト」とは何ぞやって話だけど。

直訳すると 文脈

意訳するなら 「関係者(話者)間で暗黙のうちに認識されている前提、背景、事情、文化や価値観や知識」 という感じか。

ざっくりと言えば 「空気読め」の空気 とも言えそう。

ローコンテキスト?ハイコンテキスト?

じゃあローコンテキスト、あるいはハイコンテキストとは何なのか。文脈がロー?低い?ハイ?高い?どういうことやねん。

これはコンテキストのレベルを表してる。ローはローレベル、ハイはハイレベル。

ローコンテキストはコンテキストをあまり必要としないこと。逆に、ハイコンテキストはコンテキストにばりばり頼ってること。

よく言われるのは「日本人はハイコンテキスト」かね。空気読み人種であるゆえに、言わなくとも当然知っているor察するべき事柄(いわゆる「空気」)がアホみたいに存在する。

ハイコンテキストは苦手だ

私も日本人だけれど、ハイコンテキストが苦手。特に人付き合い、コミュニケーションに関するコンテキストの欠如が目立つ。たとえばこんな感じ。

  • 人生初の飲み会(バイトの時)で、乾杯という概念を知らずいきなり飲んだ
  • 新人時の上司「(普通は新人にも即任せるんだけど君は)怖くてお客さんには出せない」
  • (バイトにて)客「結構です」私「えっと、どういう意味ですか?」客「は?」
    • 結構です、が断りの意味だと知らなかった(文面どおり解釈して「結構って何だよ、どっちだよ」と混乱した)

また、仕事では高頻度でこんなことが起こる。

  • 私「今回の問題提起にあたって、まず背景知識から説明させていただきます……」 先輩「そういうのいいから。知ってるから問題の説明から始めて」
  • 上司「……ということだよ。わかった?」私「わかりません。……とは?」上司「それ前に説明したよね」私「……あー、はい。メモってありました。でも今このタイミングで想起できませんでした」上司「……」
    • ちなみに「想起」という言葉も通じず、「思い出せませんでした」と言い直した

私は ぼっちで過ごしてきたがゆえにコンテキストが欠如 している。加えて 物覚えも要領も悪いためにコンテキストを蓄積できず、しばしば不便や認識齟齬を引き起こす。

ハイコンテキストは苦手だ。

じゃあローコンテキストなら大丈夫なのか?

というと、そうでもない。

日本人と比べてローコンテキストな海外、たとえば英文を読んでみても、ピンと来ないことがざらにある。会社で「言われたことしかやらない。察するのがへたくそ」と名高い中国法人の人達とやり取りしたこともあるが、そりが合わなかった。

最近で言えば、キックボードメーカー xootr のサポートと英語でメールしてるんだけど、相手の言ってることもいまいちわからない。「この人はどういうコンテキストを持っているのだろう?」ってのがさっぱりピンと来ない。

重要なのはローでもハイでもない

重要なのは 今そこで前提となっているコンテキストを正しく理解する ことだ。

日本人には日本人の、中国人には中国人の、会社には会社の、飲み会には飲み会のコンテキストというものがある。TPO に応じて多数の、無数のコンテキストがあるだろう。

それらを正しく認識し、理解することこそが大切なのだ。私が誰に対して、どこにいても浮いてしまうのは、コンテキストを認識、理解できてないからだ。

たぶん私は「コンテキストを扱う要領」というものも掴めていないのだと思う。

おわりに

ローコンテキスト、ハイコンテキストについて書いてみました。

コンテキスト。普段は意識しない概念かもしれませんが、意識してみると面白いかもしれません。