ぼっち系クズの日常

社内ニートでゆるゆる生きたいと願うパラサイトシングルアラサーぼっちの雑記

独り言について語る

「独り言」について思うところがある。

かまってちゃんの独り言は独り言ではない

独り言は自己完結しなくてはならない。

間接的に誰かに聞かせる発声は独り言ではない。それは独り言ではなく「かまってちゃん」の痛々しい行動、「かまってボイス」でしかない。

独り言は一人で、独りで言うものなんだ。誰にも聞かせず、それゆえ迷惑もかけず、かつ心情や体裁を気にすることなく、ただただ自分の世界に没頭する――美学ってモンがあんだよ。

人に聞かせる独り言「かまってボイス」は、ただの迷惑行為だ。断じて独り言ではない。一緒にしないでいただきたい。

声優舐めんな

(主に中二病患者に見られるのだが)独り言はカッコイイ、と思っている節がある。そしてそれを 容易く再現できると自惚れている

独り言がカッコイイのはあくまでフィクションの、アニメの話だ。演出し、演じているのはプロであり、特に、実際に発声しているのは声優である。

独り言がカッコイイんじゃない。声優が喋っているからカッコイイんだ。それが声優の力というもの。素人が容易く再現など、できるはずがない。

その証拠に、人々はあなたの独り言を聞いても「キモイ」と思うだけだ。あなた自身も、人の独り言を聞いて「キモイ」と思ったことはないだろうか。ピンと来ないなら、自分の独り言を録音してみるといい。アニメとは、声優とは雲泥の差があるということに、素人でもわかるはずだ。

実用的な独り言

独り言は、実用的な側面も持っている。私も仕事や創作において、よく使う。

よく「誰かに教えることでも自分も勉強になる」というが、その原因の一つは「言葉で発しているから」だろう。

独り言のプロセスには「頭の中にあるものを、言葉という表現可能な手段に翻訳する作業」も含まれている。これは、対象について理解していないとできないことだ。独り言をつぶやくことによって、この作業も行われ、理解しているところ・していないところが洗い出されていく。

他にも、独り言によって明示的に対象を意識し、顕在化させることで各対象の関連や状況が改めて見えてくるなど、要するに 思考整理に役立つ

ちなみにこの効用、プログラミングの世界でも知られており、ベアプログラミング などと呼ばれる。「僕のプログラムが動かないんだけど、なんでだと思う?」「僕はね、こういうことがしたくてね、こんなアルゴリズムを書いてみたんだ……」という感じで、くまのぬいぐるみに話しかけるのである。

このように、独り言は実用的でもあるのだ。

無自覚の独り言は存在するか

ふと思ったのが「無自覚の独り言マンは存在するか」ということ。言い換えると 独り言を頻繁に発する人が、自分でも気付かないうちに発している、ということがありえるか とも言える。

なぜそんなことが知りたいか。それは、私の独り言が、意識的に狙って出したものではない――「かまってボイス」ではない、かまってちゃんという低俗な輩とは違うのだ、ということを証明したいからだ。

では、どうやって証明すればいいか。以下の二つが必要だ。

  • 人に聞かれる TPO で、独り言を言ってないことを証明する(有人無言の証明)
  • 誰にも聞かれない TPO で、無意識で独り言を言っていることを証明する(無人有言の証明)

まず 有人無言の証明 についてだが、これは簡単で、独り言を言えば周囲から多かれ少なかれ反応があるわけだから、その反応を見ればいい。何なら探ればいい。私は上司や後輩女子をつっついて、彼女たちの本音を引き出し続けた。最初は「独り言が多い」と言われたが、今では「なくなった」と言われている。証明完了。

さて、残りは 無人有言の証明 だが、これには苦労した。なんたって、私自身が独り言を発するのを観測する行為自体が、独り言について意識することになるからだ。もちろん、無人で証明するものだから他人に協力を仰ぐわけにもいかない。

……考えた末、私は録音に頼ることにした。

  • 起動したら「起動時から一週間後に録音を実行する」プログラムをつくる(録音プログラム)
    • こいつは録音完了後に「録音したよ!」と通知する機能もある
  • 起動したら「指定したプログラムを」「ランダムな日数後に実行する」プログラムを作る(ランダマイザー)
  • ランダマイザーAは、録音プログラムを実行するように仕込む
  • ランダマイザーBは、ランダマイザーAを実行するように仕込む

そして私はランダマイザーBを起動した。これにより 忘れた頃に録音プログラムが走る ようになる。つまり、私が意識していない状態で、私の独り言を観測できるかもしれない。

私がずっと録音プログラムのことを意識していたらどうかと思ったが、幸いにも私は忘れっぽい性格である。ものの見事に忘れており、数週間後、突然「録音したよ!」が表示されたのを見たときは、本心から驚いてしまった(苦笑)

通知に従い、録音していたことを思い出す。録音されたファイルを開いてみると……。

「死ねやゴラ」

物騒なキモキモボイスが聞こえてきた。

「たかがアップデートの分際で舐めんな」

ふむ、どうやら何らかのアップデート処理が遅いのにイライラしていたようだね。

他にも、プログラミング中の検討内容をぼやいていたり、オナニー中に(おそらく女優のスタイルに対して)「やべえ」と発言していたり、と独り言を拾うことができた。

私は無人有言していたのである!証明完了。

おわりに

独り言について思うところを書いた。みなさんは独り言について思うところはありますか?