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ぼっち系クズの日常

社内ニートでゆるゆる生きたいと願うパラサイトシングルアラサーぼっちの雑記

通勤時間はある程度長い方がいいのかもしれない

公共交通機関で何十分、時には一時間も通勤に費やす——ばかばかしいことだけれど、「案外いいかも」とふと思った。正当化じゃなく本心で。

強制的な休憩

通勤中という時間帯は、かなり制約が強い。

周囲に人がいるからくつろげないし、狭いからパソコン出して遊べないし、人の目があるからエロいラノベとか読めないし、長時間立ちっぱなし耐久ゲームが開催されたり、不快な人種が近くにいて気分が萎えたり、あと満員時には圧迫されたりする。

こんな状況で、出来ることといえば、何も無いのである。何もせず、ただぼーっと過ごすのみ。

でもこれは 休憩 の役目を果たしてくれる。体に溜まった疲労を回復させ、仕事等で使っていた頭を空っぽにしニュートラルにする。そうすると、以降の活動もスムーズに進めやすくなる。逆に、無理してここにやれ勉強だの仕事だのと詰め込んでしまうと、休憩が行われずジリ貧になっていく。(ただし満員電車など辛い状況では効果は期待できない 苦笑)

通勤という名の休憩は、健康みたいに「あると自覚は無いが、無いと有り難みがわかる」類のものだと思う。大切にしたい。

終電ガード

公共交通機関には終電という概念がある。

会社や上司がよほどのブラックでなければ「終電が近いので今日は帰ります」が通じる。 一日の業務時間上限を終電以内に抑えることができる のだ。

もっとも「そんな言い訳が通るくらいなら最初から押し通せばいいだろ」という話なんだけど、そうやって無理矢理押し通すのと、終電があるから……と「仕方なさ感」で通してもらうのとでは、自身への精神的負担が違う。私はデリケートなので、前者だと罪悪感を感じてしまう。

また、終電だけでなく災害時(たとえば台風や大雪など)も「電車が止まって帰れなくなりそうなんで早めに帰ります」が通じやすい。上司側も、いちいち路線状況を細かくチェックするタイプでなければ、たとえウソや誇張表現でも「そうか、なら仕方ないな。お疲れ」と通してくれる。 災害が「早く帰るチャンス」になる

※余談。「終電でも関係ねえよ」という上司がいたら、私はその上司に「じゃあ私を自宅まで送ってくださいね」としつこくつきまとうようにしている。実際使ったこともある。以後、その上司は終電ガードを容認してくれるようになった。終電ガードは意外と強力なカードなのだ。

目の保養

公共交通機関の利用者には女性もいる。(手段にもよるが)多数かつ多様であることも少なくない。

めでたくなるような幼女から、即ハボ(死語?)と思わずにはいられないグラマラスお姉さんから、若者にしか興味ない私でも傾きそうなくらいの熟れた色気を出す熟女まで、本当に色んな女性がいる。目の前で生き生きと歩いている、絵画のように静謐に座っている、コロコロと表情を変え、香しき匂いを発し、その声音で鼓膜を、脳髄を刺激する。

通勤中。それは、場合によってはパラダイスとさえ呼べることもあるような、そんな機会でもあるのだ。

ハイスピード思考

考え事には、無意識的にサクサク進む(頭に次々と思い浮かんでくる感じ)のと、意識して「これはこうだからこうなって……」みたいに少しずつ進むのがあると思う。便宜上、前者を ハイスピード思考、後者を 意識的思考 と呼ぼうか。

私は不器用なので意識的思考が多い。しかも思考過程を覚えられないからメモが必要。つまりメモ手段がないと 考え事そのものが無理ゲー なんてことになる。

で、通勤中だけど、メモ手段(私の場合はパソコン)は使えない場合が多い。ゆえに通勤中に考え事をすることができない……んだけど、たまに、本当にたまーに、ハイスピード思考が発動することがある。自覚のないまま、脳内でポンポンと思考が弾んでいる状態。一段落済んで、ようやく「あ、今 入ってたわ 」と自覚し、急いでメモをする、までが一連の流れ。

ハイスピード思考が意識的思考よりも効率的かつ強力なのは言うまでもないけれど、こやつは 自ら意識して発揮できない 点が厄介だ(※他の人がどうかは知らない。私は少なくとも無理)。だからこそ私はプライベートでも仕事でも 、ほぼ常に意識的思考で戦っているんだけど、ぶっちゃけ限度がある。「地頭的に無理です」と諦めざるを得ないケースが多々出てくるほどに。

(ハイスピード思考が欲しい……)

ことあるごとに内心でつぶやく。ハイスピード思考の習得は、私にとって悲願なのだ。その悲願が——手に入るかもしれない。

……ほい、ここまで前置き。ここから本題。

通勤中はハイスピード思考に入りやすい

原因は不明だが、おそらく「何もすることがない」「自分の部屋みたいにだらけられない」といった要素が適度にブレンドされているがゆえに、ハイスピード思考に入りやすい精神状態が作り出されているのではないか。

せっかく出会えた、悲願達成のチャンス。ものにしたい。でも意識したら途端に消えちゃうからなぁ。難しいところなんだよとほほ。

おわりに

苦痛でしかない通勤も、何気に役立っているんだなと改めて思った。