ぼっち系クズの日常

社内ニートでゆるゆる生きたいと願うパラサイトシングルアラサーぼっちの雑記

今週のお題「おもいでのケータイ」 中二病ぼっち with ケータイ

今週のお題au とのコラボ、特別お題「おもいでのケータイ」。

初めて買ったケータイ、恋人と連絡を取りあったケータイ、デザインが好きだったケータイ……。「あなたにとって歴代No.1のケータイ」は何ですか? あなたとそのケータイのおもいでについて教えてください(キャリアや機種は問いません)

私のガラケー熱が火を吹く時が来たようだ。

高校生になってケータイを買わされた

十数年ほど前、まだスマホが無く、マンガでもガラケーが描写されていた時代。コミュニケーション手段はガラケーのメールや通話だった。

高校生は所有率がほぼ100%だったけれど、私はぼっちということもあり持ってなかった。持つつもりもなかったんだけど、体裁気にしぃの両親が「高校生になったんだから持て」ということで買わされた。

W44K

ケータイ所有を強行されて不機嫌だった私が、店頭で投げやりに選んだのが W44K だった。

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選んだ理由は 「コンパクトだったから」。当時としては最も厚さが薄いモデルで これから携帯しても邪魔にならんだろう(使うつもりないけど携帯してないと怒られそうだしね) などと思っていた。

パケホーダイは契約せず

定額料金&通信量いくらでもOK通信制限はある)、は今でこそ当たり前のプランだけれど、当時は選択肢の一つでしかなく、パケホーダイなどと呼ばれていた。

私はメールも通話もインターネットもする気がなかったから、パケホーダイは契約しなかった。代わりにダブル定額というプランを選んだ。「普段は1000円定額、それを超えたら超えた分だけ料金が増えていき、5000円が上限」という二段階プランだ。

上限の 5000円は、最初から定額のプランより若干値が張るんだけど、これで「なんかミスって通信料増えまくって月額ウン万円!」なんて事故は起こらなくなる。いや、定額じゃないプランって本当に怖いですよ。月額ウン万、ウン十万請求されるなんて笑えない話もちらほらあったくらいだし。

ともあれ、こうしてケータイを持つことになったわけである。

とりあえずいじる with 中二病

とりあえず説明書見ながら色々といじる。

中二病が抜け切れてなかった私にとって、メモ帳電卓カレンダーアラームライトなどを備えたケータイは即行で相棒になった。

外ではケータイで組織と通話するフリをして遊んだ。今までは「誰もいない時に独り言」だったけど、ケータイがあるおかげで、本当の通話に見えるので人目を気にする必要がなくなった。

といっても、元々会話が下手なこともあって、一人通話芝居に不自然に詰まることがあって、通行人から変な目で見られる……なんてことが多々あって、次第に恥ずかしくなってきてやめちゃったけどね。

2タッチ入力の存在

ふと、2タッチ入力 という入力方式があることに気付く。

ケータイでの文字入力というと、普通は「1」で「あ」、「11」で「い」、「222」で「く」のような「かな入力」が主流だが、2タッチはそうではなく、2つのキーで一文字を入力する方式である。「11」で「あ」、「12」で「い」、「25」で「こ」といった感じ。

この奇怪な入力方式は、私の中二心を大いにくすぐった。

2タッチ入力を採用し、適当に文章を書いて遊ぶようになる。

※ちなみに「ポケベル打ち」とも呼ぶらしい。

ガラケーのメモはどこに書く?

普通は「メモ帳」なんだろうけど、私は違った。

メール に書いた。新規メールとしてメモを書き、下書きとして保存しておくのである。

メール画面は以下の点で優れている。

  • メモ帳よりも最大入力文字数が多い
  • メモ帳よりもメモ保持上限が多い
  • メールの並び替えや検索機能が使える

そして何よりメールでは PC用メアドに送信してPCに転送できる メリットがあった。

私は当時からブログやらプログラミングやら痛々しい妄想テキストやらを書いており、そのアイデアをふとした時に考えることもあった。ガラケーのメールメモを使えば、その作業もやりやすくなるんじゃないか――これがビンゴだった。

あなたにとってケータイとは?

私にとってケータイとは中二ツールであり、メモツールだ。

友達との通話?メール?ほとんどしてないよ。アドレス帳も数えるほどだし、両親には悪いけれど年に数回も使ってない。でも大丈夫、我が相棒として立派に活躍してくれているよ。

スマホの到来

次第にスマホが世に出始め、所有率がうなぎのぼりに増えていく中、私はそれでも W44K を使い続けた。

W44K はもはや中毒の域にあった。この重さがポケットに入ってないと落ち着かないし、絶妙に押しやすいキーを定期的に押さないと禁断症状が出る。メールの入力上限文字数である10000文字に迫る日記を、W44K で書くほどだった。

W44K というガラケーに固執し続ける私。「未だにガラケーを持つレアい人間」という属性を手に入れることとなる。私とてすでに大学生。中二病は卒業したはずだが、そんな属性を私は喜んで受け入れた。

auからの死刑宣告

それは唐突だった。

au「あなたの機種 W44K はサポート対象外になるんで、別のケータイに乗り換えてください(スマホとかスマホとかスマホとか)」

なん……だと……、……?私の相棒を、手放せというのか?

もちろん冗談であるはずもなく、私に出来たところは期限ギリギリまで粘ることだけだった。

本当なら「メールだけ使えればいいんだよ。周波数帯域が変わって通話できなくなる?上等だコラァ」と行きたかったところだけど、 就活や研究室絡みで電話番号を使っていたこともあって、電話機能を手放すわけにはいかなかった。ぼっちでも、携帯電話はもはや無くてはならない存在だったのだ。

ああ、W44K…………。

こうしてお亡くなりになられた。通信のできなくなった彼女をもらうことはできたけれど、もはや使い物にはならない。引き出しに封印することとなる。今までありがとう。

あれから何年経ったか

未だにガラケーの私。機種は以下のように移り変わったけど、

  • W44K
  • Urbano Affare
  • Gratina

2タッチ入力が最も素晴らしかったのは依然として W44K だ。

どんなに素早く打っても問題なく反応してくれたし、キーの押しやすさが絶妙だったし、スライド押しもできたし、ととにかく素晴らしかったんだ。

Urbano Affare はクズだった。レスポンスがクソすぎて4打/秒くらいしか反応しないポンコツだった。

Gratina は今でも使っているけれど、W44K と比べるとレスポンスがまだまだ曖昧。6-8打/秒が上限といったところか。

ああ、W44K のキーが懐かしい。あれをもう一度味わいたい。

が、昨今ガラケーは衰退の一途をたどるのみ。今の Gratina と死ぬまで付き合うしか選択肢はない。

私にできることは、引き出しから W44K、もとい彼女の死体を取り出して、ウンともスンとも言わない彼女をひたすらに愛でるだけだ。

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おわりに

以上、ケータイのおもいで話でした。

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