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ぼっち系クズの日常

生涯社内ニートを目指すアラサーぼっちの日記

社内ニート奮闘記(7) 「撤退準備」

社内ニート日記

さてさて、悠長なこと言ってられなくなってきたぞい。

前回までの状況

前回: 17/02/14 社内ニート奮闘記(6) 「優しさにほだされそうになる」

  • 現状
    • みんな、無能でコミュ症な私に配慮してくれてるけど、優しすぎてちょっと怖い
    • 結局私は別部署に飛ばされるの?どうなの?わかんないから怖いよう

最初は順調だった

私は今、普通に仕事を振られている。

が、この仕事、属人性が高く、一人ではこなせない。そのため先輩への相談が頻発するのだが……これが苦痛である。

私はコミュ症で、自分勝手で、人に相談するという行為自体が嫌いなのだ。そもそも不器用で、要領も悪いし、注意力も散漫なので、それらが要求されるこの仕事には向いてない。

けれど、今のチームには他の仕事がないため、しぶしぶ引き受けることになった。上司や先輩は、そんな私に配慮してくれており、何とか仕事を進められている。いや、進められていた。

雲行きが怪しくなってくる

次第にプロジェクトが忙しくなってきた。先輩や上司は多忙となっていき、ついには「この人は相談しないで」「相談するならこっちに」「するにしても、あまりしないで」と、細かい制約が出始めた。

※ちなみに、それら制約全てを三段論法で整理したところ、誰にも一切相談できないという結果になった。これは詰んだと解釈してもいいのかな?

また、私の仕事についても、簡単な分は完了し、残るは より難易度の高い(属人性の高い)仕事ばかり になった。

  • もっと相談しなきゃいけない
  • でもみんなには頼れない

というスパイラル。何これ無理ゲーじゃね?どうすればいいの?

……。

……、…………よし、構ってもらおう。

構ってちゃん作戦

先輩に訊かないと先に進めないのは事実。なら訊くしかないのだ。たとえ先輩がどんなに忙しかろうと、ね。

相談手段としては口頭 or 個人チャット or グループチャット(チーム全員が見れるチャットルーム)があって、普通は口頭なのだが、私はあえてグループチャットを選んだ。

グループチャットならチームメンバー全員に見える。全員にアピールできる。

「不器用で要領悪くて対人関係も苦手なクズ社員」を演じれば、それがみんな伝わる

みんなに伝われば、次第に「あいつウザいよな」「もういっそ何もしない方がいいのでは?(俺たちが残業すればいいし)」という空気が強くなってくる。同調が、合意が、暗黙のうちに形成されていく。

んで、最後には 「もういい、お前はこの仕事やらなくてもいいから」 と通告される。見事、社内ニート街道に乗れるのだ。

名付けて、構ってちゃん作戦。

……もちろん、故意に手を抜くなど、あってはならないことだが、上記は言葉の綾だ。私は(向いてない今の仕事については)真面目にやってもそういう結果しか出ないので、私はいつもどおり仕事をするだけでいい。ただ、いつも以上に遠慮無しに質問を(グループチャットに)ポンポン投下するだけだ。

社内ニートを目指す二つの根拠

さて、仕事を取り上げられることを目指すのは、私にとって本当に正しいことなのだろうか?おとなしくして今のチームに残留し続けることこそが正しいことじゃないのか?

……いや、いい。今のままで、正しい。これでいいのだと私は判断した。

理由1: プロジェクトがどんどん忙しくなっているから

先輩や上司の残業時間が増えている。その証拠に、彼らの言動から余裕が消えた。イラついた独り言やため息は明らかに増えてるし、時間にもルーズになってきてる(遅刻とか会議に遅れるとか)し、私が通ろうとしても避けてくれなかったり(いつもは避けてくれる)、と 大人げない

彼らは社会人である。ぼっちでクズな私とは違い、ちゃんと社会人としての自覚や人付き合いの要領もわかっており、大人げないことはしない。なのにしているということは、それだけ追い詰められているということなのだ。

このまま行けば、私も巻き込まれるに違いない。重たいプレッシャーの中、残業、残業残業、休出……イヤだ。絶対にイヤだ。社畜時代を思い出す。もう、壊れたくはない。私は、みんなと違って頑丈じゃないんだよ。

だから、そうなる前に、このプロジェクトから逃げなければならないんだ。

理由2: ここに私の居場所は無いから

改めて実感したのは、今のチームに私の居場所はないということ。

  • 一人前の仕事 → 知識、経験、地頭、残業耐性全てが足りなくて無理ゲー
  • 半人前の仕事 → 今の仕事もそうだが、結局は属人性高くて相談ゲーだし、相談先が忙しくて巻き込まれるので残業ゲーだし、作業としても単調な手作業で苦痛(私は創作気質なので創造的でない仕事には多大な苦痛を感じる)
  • 私の強みが生かせそうな仕事 → 今のチームにはないし、過去に私がやりたいこと・できそうなことを提案したこともあるけど、上司「そういう仕事はうちでやることじゃない」と一蹴だった

居場所がないっ!なら、他の居場所を探すしかあるまい。

過去の検討記では「別部署に行きたいな」「パラサイトシングル卒業か。一人暮らし無理ゲーやろ……」などと心配していたが、そんな事情はどうでもいい。今の居場所がダメな以上、もう背水の陣なのだ。

なら、今はそのための準備に費やすべきで、プロジェクトの慌ただしさに巻き込まれてやる必要などない。むしろ、どうせ他の居場所に行くのなら、進んで回避するべきだ。たとえ嫌われようと。

「社会人としての自覚が足りない」

「社会人としての自覚が足りない」「責任感が無い」などと言われたことが何回もある。つい先日も先輩から叱られた。

そうなのかな。私は自分に出来ないこと・向いてないことを避け、出来ることをやろうとしているだけなのだけど。

人それぞれ事情や向き不向きは異なるんだから、尊重してくれたっていいじゃない。シングルマザーとか育児休暇復帰後の人とかは配慮してんでしょ。それと同じ。

うちの会社はとにかく一つの仕事人間像に押し込めようとする。会社だけじゃない、上司も、先輩も、しまいには後輩さえ、押し込めてくる。そこを外れる私を問題児扱いする。

なぜだ。人間は十人十色、千差万別なのに、なぜ押し込める?あまりに愚かなことだ。どうしてそんなことにも気付かないのだろう。

この感覚には覚えがある。「恋人はつくるべき」「つくらないなんてありえない」「その年になって恋人いない?童貞?ありえんやろ」といった類のものと同じ――価値観の押し付けだ。

わがままを言っているんじゃないんだよ。自覚が無い、と言ったが、むしろ私こそ自覚があるのではないか。自分とちゃんと向き合っているのだから。

「別の会社に行けば?」

上記のようなことをチャットで愚痴ると、今度は

「別の会社行けばいいじゃん」

と言われた。

アホか。それが出来たら苦労はしねえよ。

何のために必死で勉強して、就活してきたと思ってんだよ。ネットには転職記事が溢れてるけど、そうそう成功することじゃねえよ。就活ですら、何十社中の一社しか内定もらえなかったんだぞ私は。

まして今は自分の可能性や適性をイヤというほど痛感している。今いる、この割とホワイトな会社でさえ、居場所が見つからないくらいなんだぞ。よりホワイトな場所は門が狭いし、よりブラックなところはそもそも耐えられないから論外。

……この会社で生き長らえるしか、選択肢がない。言ってて情けないけど、仕方ない。現実は甘くない。甘くなかった。

悲劇のヒロインは好きじゃないけど、演じたくなる気持ちもわかるぜ。

おわりに

私はめげない。なんとしても生き延びてみせる……。