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ぼっち系クズの日常

社内ニートでゆるゆる生きたいと願うパラサイトシングルアラサーぼっちの雑記

「性風俗のいびつな現場」読んだ

たまにデリヘルで遊ぶ身として、その内情に興味があったので読んでみた。

社会問題に言及するなど想像以上に重たい内容だった。まあ知らなかったブラックボックスの内側が少しは見えたのでよしとする。あとは、色んな風俗店を知れたので、ちょっとムラムラした。

風俗という救世主

風俗は、そこで働く女性から見ると 給料が高い、学歴や技能が無くても働ける、時間の融通が効くという高待遇 な仕事である。何らかの重たい事情を抱えた社会不適合者をも救えるポテンシャルがある。

彼女たちを救う手段として、もっと堂々かつ健全に発展していけたら素敵だよね。と、そんなお話。豊富なインタビュー。作者の思いと熱意。同じような思いを抱いて活動している人達がいるという現実――社会は中々に根深いなぁと思いながら読んでいた。

もちろん問題はそう単純ではない。貧困な彼女らからむしり取ろうとするあくどい人達もいるし、スティグマ(差別や偏見)も根深く根付いてるし、そもそも因子が多すぎ絡みすぎで複雑怪奇だから画一的な策でどうにかなるほど甘いものでもない。

そんな中、どうやって共存していくかだが、 入退場フリーでクリーンなグレーゾーン が良いのではと提案している。スティグマを取り除くのは到底不可能、ならグレーゾーンしかない。頼りたい人だけ頼り、また抜けたい時にいつでも抜け出せるようにする、そんな存在をつくって、共存するしかないんじゃないかと。そんな風に読み取れた。

ふむぅ。根深いですね。

亡霊とその実体

風俗新参者の私は、主にデリヘルで遊んでいる。というかソープなど店舗型が貧弱すぎて、いまいち遊びづらいという印象がある。

なんでかなと思っていたのだが、本書を読んであっさり氷解。店舗型が栄えていた黄金時代は、警察の繁華街浄化作戦によってとうに終焉しているのだ。それ以来、インターネットで広告打って営業できる無店舗スタイルが台頭した。

無店舗風俗店は、店舗と実体が見えない。内で何が起こっているのかわからない。だからこそ、そこを解き明かしたいのだと作中では語られている。

作者はかなり精力的な人らしく、利用者や経営者、デリ嬢に至るまでインタビュー記事が多いのが本書の特徴だと思う。それゆえに、亡霊だった世界観の内情がちらりと見えてくる。好奇心を刺激されて、私は夢中になって読み進めていた。内情知りたい人には間違いなくオススメ。

ちなみに作者曰く『この世界のせいぜい二割程度しか理解できてない』。

色んな風俗店があるんだなあと感心しました

色々な店があるんだなぁと思った。ちょっと遊びたくなってきた。

覆面調査員レビューサイト

覆面調査員によるレビューサイトが紹介されていた。風俗業界の健全化を目指すために、良い店を応援し、逆に悪質店を撲滅するという、中々に大層な目標を掲げたサイト。

ちょっと覗いてみた。東京など主要都市は盛り上がってるみたいだけど、地方はまだまだ(レビュー0件がデフォ)って感じ。私が使ったことのある店があるか見てみたけど、選択肢すら上がってなかったりした。まだまだ絶対数が足りない印象。

会員制高級交際クラブ

言うなれば富裕層向けのセフレサービス。出会ったカップルはセフレ契約を結び、セックスしたら男性が女性にお金を払う。「売春じゃないか!」と突っ込まれそうだけど、不特定多数ではなく特定少数を相手にするため問題無いとのこと。

とりあえず値段がヤバイ。入会だけでも万や数十万、行為一回でも万や数十万、と既存の風俗とは桁が違う。実際、インタビューの人は社長さんだし。しかし、登録には審査や身分証明があるなど、信頼性が高いのが特徴なため需要はあるみたい。

ちらっとウェブサイト探して覗いてみたら、年収ウン千万レベルが前提になってる感じで、うへぇ、こりゃ手出しできねえわと断念。

しかしまぁ、美味しい商売を考える人がいるものですな。

熟女専門店

男は多かれ少なかれ母性への依存がある。そこを上手く突いたのが、この熟女専門店。曰く、『女を抱きに行く場所ではなく、女に抱かれに行く場所』。

私は今のところ熟女に興味はないけれど、一度手を出してみたいとは思っている。しかし、こういうジャンルがあるというわけではなく、あくまで一店舗を紹介してるだけであり、しかも中々人気が高い様子で、遊びに行くのはちょっとハードル高いかな。

おわりに

根深い社会問題の側面と、ムラムラするという側面とがあって、なんていうか罪悪感と慌ただしさがハンパない。日常生活に刺激を落としてくれる一冊だと思う。