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ぼっち系クズの日常

生涯社内ニートを目指すアラサーぼっちの日記

マンガ「市場クロガネは稼ぎたい」読んだ

本:マンガ・ラノベ ネタバレ注意!

感想1 学園円学園という世界観が好き

数十万人規模の独立した巨大コミュニティ。それもファンタジーではなく現実的にありそうなもの。

私はそういうのが大好きです。よく妄想もします。有名な例を挙げるなら「とある科学の超電磁砲」の「学園都市」とか(魔術の方は好きじゃない。あくまで学園都市だけ)。

妄想どころか小説も考えてたりするので、設定とか描写方法とかも参考になる。

感想2 資本主義か社会保障

本作のメインテーマとして問題提起がある。

  • 資本主義(努力すれば報われる。「成果に値する対価を」)
  • 社会保障(誰もが平等に苦なく過ごせる。「正義に値する救済を」)

どちらが良いかという話。

ストーリーでは資本主義派の朝政ハガネと社会保障派の須藤シロガネが生徒会会長選挙で激突し、学園全体を巻き込んだ選挙戦を展開していく。最後にどうなるかは承知の通りだけど、その結末は抜きにしても、どっちがいいんだろうと考えさせられる内容になっている。

実際、作中でも資本主義に苦しむ者が描かれたり、逆に努力が報われぬ者の苦悩が描かれていたり、と心を揺さぶってくる。

私は政治には全くの無関心だけど、自分の価値観を見直す良い機会にはなった。

意見1 私の意見は「ハイブリッド」かなあ

せっかくなので私の意見も書いてみる。常識知らずの戯言なので温かい目で見てもらえたら幸い。議論できる知識と能力があるかわからないけど、ツッコミも歓迎。

人並以上に頑張っても人並以下にしかなれない私は、どちらかと言えば社会保障派だ。

一方で、人並以上に頑張ってきたから今があるのも事実で、頑張れるのに頑張らないナマケモノもたくさん見てきたので、資本主義にも賛同できるところがある。

さらに、須藤シロガネが主張するように、努力することすらできないほど劣悪な境遇というものの存在も知っている。

私としては資本主義だけ、あるいは社会保障だけでは全員を救えないので、全員を救いたいならハイブリッドしかないと思っている。具体的には、

つまり資本社会 + ベーシックインカムであることと、ベーシックインカム累進課税みたいに累進制にするということ。

ここで、難しいのが

  • 最低限生活できるって具体的にどのくらい?
  • 「努力することすらできない境遇下」って具体的にどういうこと?

だけど、ここは皆がマジになって考えるしかないと思う。個人的には OSS の世界みたいに、オープンかつタイムリーに変化していくシステムがいい。例外なんて付き物、変化なんて当たり前なんだから、変化には柔軟じゃなきゃいけない。あ、オープンなのは、一部のバカに私腹を肥やさせないためね。

感想3 血の流れない、頭脳戦

私はデスノートみたいな頭脳戦が結構好きなんだけど、本作も割と頭脳戦だと思う。

生徒会会長選挙の攻防はもちろん、序盤は仲間集めのために問題を抱えた仲間候補をいかに仲間に引き込むかとか、部活動同士の買収バトルなど。

頭脳戦と言えば殺戮と結びつくことが多い(デスノートもそうだし肌違いだけど戦国モノは殺しまくってる)けど、本作ではほとんど血は流れない(まあ改造銃事件で犠牲になった人とか出てくるけどさ)。命を安易に奪うのがあまり好きじゃない私には、ここは高ポイント。

感想4 経済について勉強になる

「株」とか「上場」といった、聞いたことあるけど意味のわかってない用語について知ることができる。こういう小難しい用語って、自分から勉強することはまずないからねぇ……。

感想5 キャラも生き生きしている

マンガ(というかラノベ含む作品全般)にとって重要な要素の一つはキャラクターだ。キャラクターが生き生きしていれば、それだけ世界に入り込めて疑似体験できるし、後で妄想の余地も大きくなる。

私は妄想して独自ストーリーを考えてニヤニヤするタイプなので、妄想できるほどキャラが作り込まれているかってのは重要。特に女性キャラな。

本作は経済というお堅いテーマだけに、ここが疎かになることを危惧していたが、そんなことなかった。エルザ・スチュアートは俺の娘。

妄想の余地という意味では、むしろアドバンテージもあったりする。本作では経済界をリードする逸材が多数登場するのだが、そんな人達があられもないことをするとしたら一体どんな……ってことを妄想するのはとても楽しい。凡人のヒロインではなく、超優秀な人間であることがポイント。ギャップのつくりがいがあると言えばいいか。

おっと、妄想成分入りすぎて気持ち悪くなってきました。この辺でやめときます。