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ぼっち系クズの日常

社内ニートでゆるゆる生きたいと願うパラサイトシングルアラサーぼっちの雑記

「トップ1%に上り詰めたいなら、20代は残業するな」読んだ

本:自己啓発

前半はタイトル通りの内容、後半は脱線してきて自ビジネスマンの己啓発全般な内容。

無益な努力はするな、ということ

本書前半が一貫して主張しているのは「無益な努力はするな」。別の言い方をするなら「何に対して努力するかは選べ」ということ。

たとえば地面にひたすら穴を掘る仕事を振られて、残業してでもとにかく掘れと命令されたら、誰でもそれはおかしいと気付くだろう。ビジネスとして何の意味もないし、自分にとってみても成長もしなければ面白くもないしで、何もいいことがない。

これくらい当たり前に聞こえるけれど、これと同じことが現実に起きている。思考停止して、ただ言われたことをひたすら頑張るだけの人がたくさんいる。それじゃ辛いので、一度自分の意思で考えてみることが大事。

そのためには、まず自分のやりたいことや目指すべき方向性を明らかにした上で、これに満たせることのみに注力するのがよい。もし満たせない仕事があったら、それは断るべき。どうしても断れないのなら、60%の力くらいで(義務感は抜きにして問題が起こらない程度に)手抜きするべき。

ここで、本書の主張を端的に理解できた、印象的なフレーズを挙げる。

「努力とは怠惰である」

「怠惰の対義語は思考である」

つまり努力とはがむしゃらに頑張ることではなく、自分が簡単に満足できるような境遇、環境、状態をつくる ということ。そのために自分は何をしたら満足するのか、どうすればいいのかといったことを絶えず 考え続ける ということ。

この言葉にはガツンと来た。私も「みんな頑張っている」「私は頑張ってない」「このままでいいんだろうか」などと付和雷同していたが、今日限りで捨てることにしよう。

私はイイことをするよりイヤなことを避けたい、そのために対人関係がなくマイペースでいれるぼっちを選んだ、会社でも時間拘束最小で給料そこそこの社内ニートを目指してる、このために努力してる。……うん、間違ってない。他人に何と言われようと、私は私で努力する。思考し、行動する。

キャリアは偶然形成される

ジョン・クランボルツによると、成功者を調査したらキャリア形成の8割は偶然だったらしい。これは自身の体験談にも一致するということで、筆者は 転機は偶然訪れる と主張する。クランボルツ推しかってくらい熱意が伝わった。

  • Q: 「結局のところ成功できるかどうかは運ゲーなの?」

そのとおり。だけど、訪れる確率を高めることはできる。

  • 好奇心持って色んな体験したり読書したりしてインプットを増やす
  • 人脈を増やす
  • 然るべき時に然るべき場所にいる
    • Microsoft創業者、Apple創業者、Google創業者はみんな同い年で、かつ同じ地域にいた

要するにインプットと人脈を広げておくという、ある意味当たり前の話。ただ、人脈については少し詳しく紹介されていて、友達以上親友未満の関係がベスト(一番転機をもたらしやすい)と結論付けている。そういう人を少人数がっつりつくるのがベストだと。

私としては、転機は自らの意思とタイミングで掴むものなのかと思っていただけに、偶然が多いという結論は意外だった。好奇の赴くままにインプットばっかしておけば、そのうち私にも転機が訪れるかな?

印象的な自己啓発ネタ

本書は、中盤以降では、タイトルとは関係のない、ビジネスマン向けの自己啓発を雑多に扱っている。個人的に印象的な事項がちらほらあったので、取り上げておく。

  • 英語を勉強するな。英語で勉強しろ
    • 英語を勉強する時間があるのは子どもだけ
    • 自分の好きなことを英語で勉強すればやる気も出るし、現実的な時間で、実践ベースで学べる
  • 教養は、教養があって仕事ができない人の承認手段なので、そいつらが「教養が無い」とバカにしてくるのは無視すればいい
  • 読書で読んだことは、仕事で試すことでしか身にならない
    • 30代以上は忙しくて試す機会無い、10代は仕事してないので試せない、一番適してるのは20代

総評: 本棚入りを果たしました

努力とは物量ではなく方向性なのだというアイデアは、不器用な私にとって光をもたらしてくれる。

他人や常識にとらわれずに、自分にとって何がしたいのか、そのためにはどう立ち回ればいいのかってことを考えて生きていきたいですね。たまには本書を読み直して振り返りできたらいいな。

ということで本棚に入れた。